1960年代後半から70年代前半にかけて活動していた台湾の歌手による1973年リリースの4曲入り7inchEP。香港盤。キャッチーでアップテンポなゴーゴーや歌謡ポップスを歌っています。

アルファレコードでは珍しいアイドル歌手 矢野有美が1985年にリリースした12インチシングルレコードのプロモ用カセットテープ。A面のみに全曲収録されています。 当時流行っていたディスコ・ユーロビート歌謡の洋楽カバー集で、荻野目洋子で有名な「ダンシングヒーロー」のタイトルを変えた「Eat You Up」など全4曲。

タイの7inch盤、音の感じから1960年代後半から70年代初頭に制作されたものと思われます。 男女ルークトゥン歌手のsplitで女性歌手が歌うソウルフレイバーのあるSide1も良いですが、アップテンポでグルーヴ感漂うSide2にも注目。

Trirong Petch Siamによる1975年のボリウッド映画『Sholay』の挿入歌「Yeh Dosti」のカバーと、近年タイ・グルーヴ系のコンピに収録されたことで知られる歌手スアン・サンティ（Suang Santi）の歌うルークトゥン歌謡を収録。タイ盤7インチレコード。

詳細は不明ですが、小山ルミや黛ジュン等が歌ってたようなGSビート歌謡の7インチ盤。 "さすらいのギター"はオリジナルがフィンランドのビートグループThe Soundsのヒット曲 Mandshurian Beat のカバーですが、おそらくベンチャーズもカバーしてるのでそちらを参考にしたカバーと思われます。いわゆるベンチャーズのようなエレキ歌謡にしてはギターが立っていてロッキンガレージ好きな方もチェック。

タイのバンコクにて2003年に制作された作品。 近年YoutubeやSNS等によりアジアのローカルダンスミュージック・エレクトロシーンが日本においてもチェックしやすくなってきていますが、20年近く前の状況はなかなか知ることが難しく本作のアーティスト等の詳細も不明ですが、当時のタイでもダブやジャングルなどの作品が制作されていたことをうかがえ興味深いです。

リアルタイムでは知る人ぞ知る作品だったと思われますが、後にスピリチュアル・ジャズ、レアグルーヴの名盤として脚光を浴びたByron Morris&Unity の1978年の作品。2001年Célesteよりリイシューされた日本盤レコード。

タイの7inch盤。 SideA1はタイの民謡の一つラムウォンをルーツに持つルークトゥン歌手で曲の合間にしゃべくり（掛け合い漫才などのような）を挟むプレーンプードと呼ばれるスタイルのパイオニアPhloen Phromdaen（プルーン・プロムデーン）の曲。本曲はファンキービートな楽曲にのせて演じている。 なおルークトゥンはもともと田舎をイメージさせる大衆音楽で特定のスタイルを指さず日本でいうところの歌謡曲といえる。 Side2はフォークシンガーMaen Neramit（マーン・ネラミット）によるいなたい歌謡ポップス、というよりR&Bぽいか。

インドネシアのポップムラユーと呼ばれるポピュラー音楽を演じる楽団の1970年代のインストゥルメンタル作品。

1960年代から70年代にかけて活躍していたインドネシアのポピュラー歌手による1975年リリースの作品。ローカルテイストもそこそこ、シティーポップ、SSWものなど好きな方にもおすすめ。

1970年代から80年代にかけて活動していたマレーシアのポップシンガーが1975年にリリースした4曲入り7inchEP盤。なんといっても、井上陽水の名曲「心もよう」のファンキーソフトロックカバーに注目なのですが、ほかアラブ・マレー歌謡も染み入ります。

タイの7inch盤レコード。 Rungfah PupingはFinders Keepersのタイ版ガレージ・サイケコンピにも収録されているルークトゥン（Luk thung）シンガーですが、ここではサイケデリックサウンドながらいなたいルークトゥン歌謡を歌っています。 Phloen Phromdaenはタイの民謡の一つラムウォンをルーツに持つルークトゥン歌手で、曲の合間にしゃべくり（掛け合い漫才などのような）を挟むプレーンプードと呼ばれるスタイルを披露しています。

ルークトゥンにロックの要素を取り入れていきステージで過激なパフォーマンスをするなどしてルークトゥン・アンダーグラウンドというスタイルを築き、近年タイ・グルーヴ系のコンピにも収録されたことで知られる歌手スアン・サンティ（Suang Santi）の曲と、歌手の詳細は不明ですがスリン・パークシリ（Surin Phaksiri)プロデュースのバラード歌謡の曲を収録。タイ盤7インチ。

1970年代より自身の楽団を率いて活動していたモーラム歌手で、モーラムをより発展させたラムプルーンと呼ばれるスタイルの代表的歌手のひとり、トーンミー・マライ（Thongmi Malai）の楽曲。タイ盤7インチ。両面ともに要チェックなキラー・トラック！

1960年代より活動をしているその名のとおり四姉妹による沖縄ポピュラー民謡グループが1968年にリリースした7inch盤。

ジャマイカのヴィヴラフォン奏者レニー・ヒバート（Lennie Hibbert）が1969年にスタジオ・ワン（Stidio One）からリリースした1作目のアルバム。 赤文字白ラベル、ジャマイカ・リプレス盤。 全体的にミステリアスで妖しげな雰囲気が漂っていますが、スカやレゲエだけでなく、アフロ・キューバン、ソウル・ファンク、スウィンギンなジャズなど幅広く演じています。

1960年代から70年代を中心にサイケデリックロックやディスコなどの他、ミュージック・コンクレート、フィールド・レコーディングなどを取り入れエキセントリックで実験的な作品を発表したフランスの作曲家・音楽プロデューサー ジャン＝ピエール・マシエラ（Jean-Pierre Massiera）の変名ユニットによる1970年の作品。 2009年 UKのカルト作品発掘レーベルFinders Keepersよりリイシューの7inch盤。 打楽器乱れ打つプリミティブなビートにSE電子音が飛び交うサウンドとファンキーでサイケなグルーヴがミックスされたカオティックな作品です。

1980sのレアなニュー・ウェーヴ作品をコンパイルしたStones Throwのコンピレーション"The Minimal Wave Tapes"に収録された楽曲からセレクトした7inchレコード。

ポルトガルの首都リスボン出身の女性歌手Teresa Paula Britoが1968年に発表した4曲入りEP。 1820年代に誕生したといわれるポルトガルのポピュラー音楽ファドを歌っていますが、メランコリックな雰囲気とlate 60sという時代の影響もあるのか、サイケやアシッドフォークのテイストが感じられます。

ザッパ特集の他、連載企画の初回ながらフェラクティのアルバム紹介もしています。 カラーページのジャケットコレクションやザッパ来日時のパンフレットやポスター等の写真も興味深いです。 経年による表紙のスレや汚れはありますが、全体的にいたみ等なく並のコンディションです。

インドネシア西スマトラ州出身のミナン人ポップスシンガー率いるグループによる4曲入り7inchEP盤。正確なリリース年は不明ですが、70年代中頃の作品とおもわれます。 アラブやマレー歌謡のような湿っぽさはあまりなくジャマイカやカリブなど南国の陽気さとムーディな雰囲気のある楽曲が揃ってます。

詳細は不明ですが、インドネシアの歌謡曲ダンドゥット作品を収録したカセットテープで、ジャケットにTarling Dangdutとあり、ジャワ島北部の海岸都市チルボン (Cirebon)の伝統音楽Tarlingを取り入れたローカルダンドゥットで80年代の作品だと思われます。

メンフィスソウルの代表的レーベルHi Recordsとそのサウンドの特集で、スター歌手のアル・グリーンやO・V・ライト、アン・ピーブルズら主要歌手のアルバム紹介のほか、傘下レーベルのMOCやポーンを含むシングル盤、その影響が聴ける他のレーベルの作品紹介など深く掘り下げた内容となっています。 経年による汚れや色褪せの他、裏表紙に大き目の折れがありますが、その他箇所は並の状態です。

M.アントニオーニ監督の映画「BLOW UP（欲望）」サウンドトラックのアウトテイク他ハービーのアルバム「TAKIN' OFF」発表前に録音された未発音源を収録したといわれるレコードだが、どう聴いてもハービーが参加してるようには思えないガレージライクなギターインストなども収録された謎盤ながら興味深い音源がならんでいる。